Linux Mint 20.1 をインストールしてみた
いや〜数年振りにLinuxにハマりました。しかも最近のLinuxは普通に使えて感動します。もうWindowsいらなくね、という感じです。
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ある日、chromebookに興味を持ちまして。で、安いやつを買って使ってみたら普通に使えまして。こりゃいけるな、といろいろ調べてたら、なんとLinuxのように古いパソコンにChromeOSをインストールする記事を見つけまして。早速やってみようといろいろとダウンロードしたものの中に Linux Mint がありました。
初めはChromeOSをインストールするための踏み台くらいにしか思ってませんでしたが(酷すぎる・・・)、ChromeOSの方はGoogle Playストアは使えず音も鳴らずで、結局は目的を達成できず失敗。しかし踏み台だったはずのLinux MintをLiveUSBで起動して試用(そもそもインストール前にLinuxを試用できることに感動した)してみると、動作は軽いし、音は鳴るしで、むしろこっちでいんじゃね、という気分になりました。
そんな感じでLinux Mintのインストールに挑戦してみました。
ドスパラが2016年2月に販売を開始した Diginnos Stick DG-STK2S です。
発売当時に流行っていた「CPUは64bitだがOSは32bit」という機種です(これも今回の件で初めて知りました)。このためUEFIが32bitなので当初はLiveUSBが起動せず苦労しましたが、なんとかクリアできました。
先人達の成果物に感謝!
まずは今回の主役であるLinuxディストリビューション。 Ver.20から64bit版オンリーになったようです。
エディションはCinnamonでもXfceでも何でもよかったのですが、最初の出会いである ChromeOSインストール記事 でMATEを使ってたので、無垢な私は刷り込まれました。
LiveUSBを作成するためのツール。
こちらも ChromeOSインストール記事 で使用していたので、そのまま使用しました。
今回の影の主役。
これを見つけたことにより、32bit UEFIの生贄君がUSB起動できるようになりました。
大したことはしてません。詳細は参考サイトをご参照に(単なる手抜き)。
1.LiveUSBの作成
Linux Mint の isoイメージを rufus でUSBメモリに書き込むだけです。
2.32bit UEFI ブートローダの配置
1で作成したUSBの \EFI\BOOT フォルダに、ダウンロードした32bit UEFI ブートローダ(bootia32.efi)をコピーするだけです。
※一番の難題がたったこれだけで解決するとは・・・。 先人に感謝。
3.生贄君をUSBブートに変更
生贄君のBIOSは「DELキー押しっぱで電源ON」で起動します。
BIOSで行った変更は以下の2点。
- セキュアブートを「Disable」に変更
- ブートデバイスをUSBに変更
4.Linux Mint 20.1のインストール
参考サイトのままに(超手抜き)。
それにしても以前はパーティションとかいろいろ手動で設定が必要だったのに、今はほんとに簡単になりました(どんだけ古い話だよ)。
5.再起動
インストールが完了すると再起動を促すメッセージが表示されます。
LiveUSBには32bit UEFIブートローダを手動で配置しましたが、インストール後のeMMCのブートセクタには適切な(32bitの?)UEFIブートローダが自動で配置されるようです。なのでインストールしたLinux Mintは64bit OSですが、再起動すると普通に起動します。
最初に参考にしたUbuntuの記事ではインストール後にgrubコマンドをゴリゴリ入力していたのでちょっとビビってましたが、Linux Mintではその作業は不要でした。ほんと素晴らしい!
はじめにも申しましたが、「もうWindowsいらなくね?」という感じです。あのもっさりだった生贄君がサクサクに蘇りました。第二の人生、スタートです。音も普通に出ます。
Google Chromeをインストールしてアカウント同期すると、ほんとにいつものWindowsと変わりません。
参考サイト
- Lenovo IdeaPad Duet 3 シリーズ
- 公式 Chrome OS で Dell Inspiron 14-3452 を Chromebook 化してみた。
- GooglePlay入りの純粋な「ChromeOS」を普通のパソコンにインストールする方法
- Linux Mint 20のインストール方法/初期設定
- 32bit UEFIタブレットPCへのUbuntu20.04LTSインストール方法
- 32bit-UEFI環境でLinux-MintをUSB-bootする
おまけ
最近よく見る記事フォーマットに未対応なSeeSaaでそれっぽく作ってみました。なかなかいい感じ。あと、この記事はLinux Mintで書いてみました。日本語入力も何の問題もなし。ほんと素晴らしい。
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